CHINA-TOWN 2013/12/29

SHICHOL KIM

AAA GALLERY

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SHICHOL KIMさんってどんな方?

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AAA GALLERYを主催。
2006年渋谷でArt Bar ARAQを展開。
2008年から首都圏のカフェの壁面を借りて展示活動を展開。
2011年AAA GALLERYをオープン。
今後、人の集まる楽しくてアバンギャルドな企画をしていきたいです。

KIMさんは地元横浜で「他にはない」を探し、実践しているような先駆者に感じました。
これからも面白い・奇抜な企画をどんどん生み出してくれそうです。

AAA GALLERYで伝えたい3つのこだわりを聞いてみました

コミュニティースペースとして

当ギャラリーはもちろんアート作品を扱うギャラリーですが、先ずは根本的な人間のコミュニティが重要と考えています。その為には何かを楽しみ、共有すること。その手段としてのアートであることも事実です。老若男女、古今東西人種問わず様々な人がAAAに足を運んで楽しんでいただければと思っています。

コミュニケーションをしていくことで何かが生まれていくと考えているKIMさんのAAAギャラリーではソファなどくつろげるスペースが用意されていて、そこで出会ったお客さん同士が歓談しやすい雰囲気を作られています。AAA主催の交流イベントを毎回楽しみにされている常連さんも多いとのこと!

表現の自由

多くのギャラリーでは、ギャラリストが作品にこだわって作家を選ぶのですが、
当ギャラリーでは先ず表現してみることが先決。最優先です。
確かにクオリティを求めることも必要ですが、誰もが持つ喜怒哀楽を先ず表現してみる。根本的にはそこにギャラリー側が規制をかけちゃいけないと思っています。
表現してみる。先ずはそこから。そして新しい出会いからまた何かが生まれると信じています。

作品クオリティより、表現をしてみることを優先し、
規制をかけずに表現の場を提供しているそうです。
「元町・中華街アートピクニック」を運営する当FLEXも同様の考えを持っているため、
そんなKIMさんにとても親近感が沸きました!!

アートでアジアとコミュニケーション 

カンボジアを中心に、中国、インドネシア、韓国、台湾などアジアを軸に海外で展覧会を開催しています。目的はアートによる国際交流や日本の文化発信など様々です。
また参加費の一部を、主にアジアの孤児院へ絵の具の寄付、教育の向上、文化交流の支援など「アート募金」として活用しています。

アーティストの作品をKIMさん自ら抱え、場合によりアーティストと一緒に実際に海外へ、交流がてら行っています。口で言うだけでは簡単ですが、実際に訪問をして文化交流・発信を実行されているKIMさんのお話はとても興味深いです!!

SHICHOL KIMさんのインタビューを通じて

ご自身の育った環境からアートを通じた海外支援への興味を持たれたり、
「表現の場」の提供ということでお店側が作品を選ばないような展示場環境を作っていたりと、個人の嗜好よりも「他」を優先されるギャラリーづくりをされていてとても興味深かったです!!
とりわけアートを通じた海外支援で、実際に孤児院などに訪問した話の中で「こちらが教わることの方が多い」と語るKIMさんは柔軟な考えで何事にも前向きに行動される方のように感じました。
「忙しい時にどれだけ遊べるか」とおっしゃってたKIMさんは今後も面白いことを考えてるようでした!

ーSHICHOL KIMさんのオススメする元町・中華街の遊び方 ー