CHINA-TOWN 2014/06/15

西海 由利

art Truth(アートトゥルース)

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西海 由利さんってどんな方?

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2009年8月に横浜市の元町中華街で画廊art Truth(アート・トゥルース)をOPENしました。
画廊を経営している方々いろいろいらっしゃると思いますが私は「画商」という立ち位置で仕事をしています。
「画商」とは読んで字のごとく絵画やその他美術品で商いを営んでいる者です。多くの人に絵画美術品のよさを訴え、身近に飾るとこんないいことがあるんですよと提案するのが仕事です。私はよい絵画や美術作品を見極め、広くみなさんに普及させるため、作家とお客様の橋渡しをするプロフェッショナルです。私がこのように美術のよさを知り、親しんで楽しむということができるようになったのは、まず私の生い立ちにあります。
美術コレクターだった父が所蔵していた画集を小学校に上がる前から絵本代わりに、学生時代は画商が持ってきた美術品を父の隣でみて育ちしました。
大学を卒業し出版社に就職するも美術関係の高額な画集や版画作品を扱う部署に配属され、その後転職しいくつかの画廊で画商の修行をして20年。美術愛好家としては40年の私です。

元々は絵本を制作したいと思っていた西海さん。
長年、いろいろな場所で、さまざまな種類の作品を扱い、多くのお客様にアート作品をご紹 介したご経験があるので、その目利き力を活かして現在はホームページで紹介されている13名の作家をはじめとした多くの作家の作品を取扱い作家作品としてご紹介、ご提案されています。

art Truth(アートトゥルース)で伝えたい3つのこだわりを聞いてみました

心の糧となるようなアート作品の提案

悲しいとき、嬉しいとき、くつろぎたいとき、つらいとき、聴きたい音楽や読みたい本があります。それを心の糧として明日に向かって生きてくことができるもの。
心の糧となる大切な本のような、音楽のような、そんなアート作品。
art Truthでは、これからの人生の友としてかたわらに置いて楽しめるアート作品との出会いをお届けいたします。

作品をお渡しするときは直接ご自宅にお届けするということもされているそうです。
お客様の中には自分の家で飾った様子を西海さんに感謝として伝えたいということでの写真を届けてくださった方もいるようですよ!

プロの画商が選ぶプロのアート作品を提供

アート作品はよくわからない。いいものなのかどんな価値があるのか、わからないという方が多いと思います。art Truthでは、この道20年以上のプロフェッショナルの画商が選りすぐりの素晴らしい作品を選んでお客様にご提案しております。

ギャラリーをゼロから立ち上げて、何もない状態から、初めて会うお客様の信頼を一から作りあげてきた西海さん。「今まできちんと、良い作品を見てきた経験」をお客様にお話しすることで、信頼を得てお客様の心も掴んできたようです。

購入の有無に関らず気軽にアートを楽しめます

まず、アート作品をたくさん観てほしい。まず観ることから。観ないことには素敵な出会いはありません。ギャラリーは入場無料。購入の有無にかかわらず、気軽にウィンドウショッピングのようにアート作品を楽しんでください。

通常はギャラリー空間において「壁」が最も大事な要素となりますが、
art Truthでは外からも雰囲気が伝わるように前面をガラスで大きくレイアウトしています。
確かに今どんな展示が行われているかがわかりますし、安心してお店に入れます!
そして、夜の外観もとても素敵です。

西海 由利さんのインタビューを通じて

アートの知見が高く、本音で話してくれるためお客様へいい加減な発言はしない。そのような印象を受けました。ご自身でチョイスした作家様のみを対象とし、いわゆる初心者が集まって展示しているようなギャラリー展示ではない。西海さんの長年のご経験からの「目」で選ばれた本物の作家達。ただ、敷居が高いのではなく、初心者でも気軽に行って、好きな作品・作家さんを探してみることもできるギャラリーでもある。西海さんにお聞きすれば作品のことも当然、教えて下さる。
元町に店を構えたのは、画商ならではの考え。気に入った作品があれば、購入して頂き。アート作品を日常にも取り入れてほしい。日常にアートがある楽しさを感じてほしい。そんなことに同意頂ける方が多そうだと感じたからである。
今後は近隣ギャラリーとも提携をして、合同イベントなどをしていきたいとのことで当FLEXとも何か一緒にできそうです!

ー西海 由利さんのオススメする元町・中華街の遊び方 ー