CHINA-TOWN 2014/07/13

中村 高寛

八〇〇中心(バーリンリンジュンシン) 

メイン

中村 高寛さんってどんな方?

中村さんって

1975年生まれ。97年、松竹大船撮影所よりキャリアをスタート、助監督として、前田陽一監督など数々のドラマ作品に携わる。99年、中国・北京電影学院に留学し、映画演出、ドキュメンタリー理論などを学ぶ。帰国後、在日中国人監督である李纓に師事し、映画「味」(03年)、「靖国 YASUKUNI」(08年)などの助監督を務める。06年に映画「ヨコハマメリー」で監督デビュー。横浜文化賞芸術奨励賞、神奈川文化賞未来賞、文化庁記録映画部門優秀賞、ヨコハマ映画祭新人監督賞・審査員特別賞、藤本賞新人賞など11個の賞を受賞した。またテレビ朝日テレメンタリー「横浜秘史 ハマの鹿鳴館の変遷」(06年)、「幻のレシピ 魯菜」(07年)、報道発ドキュメンタリ宣言「OH!パンダフル」(09年)、NHKハイビジョン特集「終わりなきファイト」(10年)などテレビドキュメンタリーも多数手掛けている。
また10年3月よりキネマ旬報でエッセイ「黄金町ブルース」を連載、執筆している。

取材/インタビューはお断りすることが多い中で、今回はヨコハマホステルヴィレッジの岡部さんからのご紹介ということで特別にご協力頂けました!

八〇〇中心(バーリンリンジュンシン) で伝えたい3つのこだわりを聞いてみました

アイキャッチ

4F共有スペース

八〇〇中心は横浜中華街に位置する、横浜中華街より世界へ向けて、表現でのコミュニケーションをはかるべく始動したシェアオフィス。
8戸のスペースに表現活動を中心とした企業やアーティトが入居されています。多くのヒト、モノ、コトが集い、活発に情報交換がされています。
その中で特に活用されているのが4F共有スペース。
スケルトン状態から企画運営、設計を「オンデザイン」「ノガン」のお二方がリノベーションを施し、2011年のオープンからこのスペースで様々な企画が行われました。

映画の上映会、展示会、ワークショップといった内容から、交流会のパーティスペースとしても活用されているこのスペース。惜しまれながら閉店した野毛にあった伝説の老舗Bar「山荘」のソファは、中村さんが譲り受け、実はこのスペースに置いてあります。5.1ch対応のスピーカーシステムもあり、隠れた贅沢なスペースがこの4Fには存在しています!

アイキャッチ

地域貢献の取り組み

このエリアで活動する以上、地元貢献という考え方も自分の中で持っています。
毎週木曜日は橫濱中華学校の美術教師が主催するお絵かき教室にも使われていたりと、地域交流の場にも繋がればと思っています。

中村さんの話からはただの間借りで活動をしているわけではなく、このエリアで活動する意味、入居されている事務所との繋がりを大切にされている強い意思を言葉に感じました!

アイキャッチ

ショートフィルム

最後は個人の活動紹介となるのですが、「映画の街・ヨコハマ」の復権を目的とした活動を映画監督で俳優の利重剛さんと取り組んでいます。
これは横浜を舞台にした短編映画を製作し、市内の映画館で上映する計画。
映画は5~15分の一話完結で、1年目は12本を製作します。
飲食街にあるバーやオフィス街、高級住宅街や簡易宿泊所街といった港町の一角で、ささやかな人生模様を描いていきます。※写真は横浜メリー

完成した12本の映画は関内にある映画館「シネマ・ジャック&ベティ」をはじめ、横浜市内で上映される予定とのことです。「外観」で「あ!あそこだ!!」と分かるだけでなく、ヨコハマのメンタリティを描くことで、本当のヨコハマの魅力をお伝えしてくれそうです。
観光プロモーション映画にする訳では決して無いとおっしゃっていたのが印象的でした。
お二方が切り取るヨコハマの風景を見るのが非常に楽しみです。

中村 高寛さんのインタビューを通じて

拠点を中華街にしているだけあってか、コアなお店やヨコハマの方を多数ご存じでいろいろと近隣のことを教えて頂けました。また、取材を普段あまり受けないということでしたが、紹介ということで受けて頂けたのをお伺いし、改めてこのエリアの横のつながりを強く感じました。実績豊富な映画監督ということで、ヨコハマの魅力を映像を通じて伝えていくことも熱く語って頂けました。本来の「ヨコハマ」の姿は外から見た魅力よりも実は素朴でもあり、内面から感じるものでもあると思いました。「え?これもヨコハマ?」というヨコハマの魅力をしっかりと伝えてくれそうな雰囲気でした。改めてFLEX取材スタッフも「ヨコハマ」について考えさせられました。
中村さんは八○○中心を拠点にし、ご自身の活動だけでなく地域貢献・地域活動も考えていらっしゃる根っからのヨコハマ人。これからの中村さんの活動にとても注目です。

ー中村 高寛さんのオススメする元町・中華街の遊び方 ー